生と死と・・・
7月14日は、2007年に亡くなった我が父の14回忌でした。
もう14年目になってしまいました。
時間が経つのはなんと早いのか、と驚いてしまいます。
14年前は、兵庫県の西宮でセラピールームを持っており、その当時は、生徒さまの皆皆さまにはとっても親身になって頂き、並々ならぬほどお世話になりました。
今でも、あの温かいお心のこもったお言葉の数々とご親切は忘れ難いものとして、残っております。
皆さまに天界の大いなるご加護を!
6月と7月は、私の周囲では亡くなる方々が多く、それと同じくらいお誕生日が6月7月であると方々が多くいらっしゃり不思議な感じが致します。
3年前、6月に亡くなった兄は医療関係のもので「この時期は気圧が急に変わるから亡くなる患者が多い」と申しておりました。
天界では地上のバランスを取るために、亡くなるという命と同じ数だけ、生まれさせている命もあるのかも知れません。
ジューンブライドで結婚したとしたら、ちょうどその一年後に産むということもあるかな、なんて想像もできます。
そんなことを考えていた矢先、先日ゴルフ場で捕獲保護した雌の猫ちゃんが、動物病院で堕胎手術後、深夜に亡くなってしまったという連絡を頂きました。
なんという悲しい出来事でしょう・・・
それだったら捕獲などしない方が良かったかも知れない、と悔やんでしまいます。
しかし、手術をしていなかったら、あの子は車の激しく行きかう場所で、冷たい梅雨空の下で未熟児を産んでそのまま死んでいたとも予想されます。
どうみてもまだ生後5か月くらいの仔猫とも見える猫ちゃんでした。
本当に何が正解なのかは分かりません。
ただ、天界から私達は試されている気が致します。
しかし、このような不幸の原因はすべて人の無知と無関心によるものだと思います。
あの場所も、従業員の方々やご近所の方々は皆、これまでも仔猫がたくさん産まれていた、と知っていたはずです。
それを自分に関係ないから、自分には責任はない、自分の身は痛くない、関わると面倒・・・だいたいそんな理由で見て見ぬ振りをしていたのでしょう。
そのお気持ちはよく分かります。
自分も、猫に興味も関心もなければ、そのままスルーしていたことでしょう。
しかし、日本人の意識を根本的に変えたら、こんな悲劇は起こらないはずです。
「猫は外にいてはいけない」
のです。
「すべての猫は家猫でなくてはならない」
のです。
外猫の不妊去勢手術は、国の責任、として公務員の仕事にすべきです。
外猫がもし、人の伝染病の原因にもなるのだとしたら、絶対に外猫を増やしてはいけない国の重要な任務でしょう。
国家公務員の業務のひとつとして、「犬猫動物愛護課」のようなものを各主要地域に設置して、T.N.R.傭員の為に新卒の若者をたくさん雇用して、専用獣医を何人も雇ったら良いと思います。
そうしたら、人の雇用にもつながることでしょう。
そして短い猫生をまっとうしてもらうために、「餌やり」とトイレのお世話はその地域の人達の義務にしたら良いと思います。
そうしたら猫好きな方々も、猫嫌いな方々も納得し、折り合いをつけていけることでしょう。
自分が王様になったら、即、この法律を作るのに、と思ってしまいます。
動物のことをおざなりにしている国は精霊達からも地球からも見放されてしまいます。
T.N.R. をしていると、なぜに、こんなに重要で身の危険さえ発生する任務を我々個人ボランティアだけが時間もお金も労力も使い果たして、すべてやらなければならないのか、ものすごく疑問が湧いて参ります。
猫だけという問題ではなく、これは国と人の為の任務です。
Aさん、なんとかしてください。
これはあなたの任務であり責任です!
小国家をつくったら、自分が王様になってこの法律を早速作ります。
P.S. 今日も雨空の下、玄関前でT.N.R.をしました。搬送をお手伝いしてくださった松本様、ご協力を感謝致します。
ゴルフ場の仔猫ちゃんの死を無駄にはしたくありません。