jupesjupesjupesの日記

福多ラナイのくだらないショートショート

エイミーちゃんの生まれ変わり

おととい大雨の中、また夜中に仔猫を発見してしまいました。。。

 

いつも通らない道で自転車を走らせていると、あの旋律の恐怖の鳴き声がしたような・・

幻聴であって欲しいと願いながら、自転車を止めると、またかすれて泣き叫ぶ仔猫の鳴き声が何度も聞こえて参ります。

 

またもや・・・

 

しかし、その声はいったりきたりで、遂には住宅の庭の倉庫に入り込んでしまいました。

 

そのお宅の呼び鈴を何度鳴らしても居留守を使われ出て来られません。

(あとでうかがったところによると、不審者が来たと思い怖くて出られなかったということです。お宅の方申し訳ございません)

 

助っ人を頼もうとすると、なんと携帯電話の電池が切れてしまい、天にすがると、ふと、近くに強力なベテランボランティアさまがいらっしゃったことに気が付き、アポなし訪問をしてしまいました。

 

夜中に近かったにも関わらず、ボランティアさまは颯爽と捕獲道具をいくつもご用意くださり、2人で大雨の中、仔猫の捕獲作戦を始動致しました。

 

しかし、声を追いかけても一向に姿を見せません。

一度だけ見た子は大きくジャンプをして、どこかに消えてしまいました。

 

仕方なく朝まで捕獲器を倉庫の辺りに置くことにいたしました。

 

そして早朝の4時くらいに行ってみると・・・

 

入っていました・・・

 

リスざるのようなミニチュアの子が・・・

 

その子はうちに来た途端に、まるでいままでここにいたかのようにリラックスし、私の膝の上でゴロゴロ言い、ふみふみまで始めました。

 

どうも、亡くなったエイミーちゃんにそっくりです。

 

「その子はエイミーちゃんの生まれ変わりよ!心配をかけたから、丈夫な体で帰ってきたのよ!」

 

とおっしゃる、松本様のひとことで、それが確信に変わりました。

 

鳴き声も表情もエイミーちゃんにそっくりです。

 

しかも一番心配であった排泄も難なくしており、本当に一安心です。

 

しかし・・・

 

なぜにこんなに私は仔猫ばかりにご縁があるのでしょう???

 

この3年弱でたぶん100十数匹の仔猫達が私のもとを通過していっています。

 

なんとなく、この子達は前世での養護施設とかの学校の生徒ちゃん達だったかな・・。

 

という気がしております。

 

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